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2009年07月 アーカイブ

2009年07月15日

古賀しげる候補のブログ更新に「感銘」を受けた刑事が訪ねて来てくださる

 既に述べたように古賀しげる候補は選挙期間中にブログを更新していた。
 
   ● 尼崎市議候補・古賀しげる氏が選挙期間中もブログを活用すると宣言
 
 その後、古賀しげる候補は、さらにブログ活用を強化した。
 ブログの冒頭に次のように書いたのである。 

・古賀しげるは現在、6/7投票の尼崎市議選挙に立候補し、「公明・自民とも市長とも闘う」事を明言して闘っています。
・「選挙でブログを使う」事は全く合法な事であり、政府・マスコミの誤った宣伝に誤魔化されてはなりません。
・「勇気ある真の改革者」、古賀しげるにぜひ投票して下さい。
 
 タイトルの直ぐ下にこのように書いたのである。
 だから、古賀しげる氏のブログを見に来た人は、必ずこの文言を見ることになる。
 特に次の文言にご注目いただきたい。 
・「勇気ある真の改革者」、古賀しげるにぜひ投票して下さい。
 
 古賀しげる候補は、端的にブログで投票を呼びかけたのである。
 総務省が違法と解釈している行動をズバリとおこなったのである。(笑)
 正に、真っ正面からの堂々たる「攻撃」である。
 古賀しげる候補のこの堂々たる姿勢に「感銘」を受けたのか、刑事が三人ほど訪ねて来てくださったようである。(笑)
 ……〔略〕……「〔刑事が〕今そちらに向かっているから待っていてくれ」と突然トンデモない事を言い出した。
 古賀さんが「これから大事な選挙会議等があし、こちらのブログ使用の根拠はブログで公表しているから勝手の来られても困る。投票日の夜9時以降なら時間を取るから、話はその時にして下さい。」と何度も求めたのに、警察は「今行くから会ってくれ」の一点張り。

 とうとう、8:45頃「マツオ」など3人の刑事が事務所にやって来たので、万やむなく古賀さんとスタッフが事務所のドアの外で対応。記録をするためにデジカメと録音機を作動させた。
 古賀さんは、再度ブログ使用の正当性を説明し、「投票日の夜9時以降なら時間を取るから、話はその時にして下さい。」と繰り返す。
 「マツオ」刑事達は、「ブログ記事の更新はともかくとしても、冒頭書きの3行は削除してもらわないとダメだ」と言っていたようである。
 http://www.asyura2.com/09/senkyo64/msg/864.html


 刑事は、先の三行を削除するように求めたようである。
 誠に興味深い。
 よほど先の三行が「痛かった」のであろう。「痛かった」から、わざわざ三人でいらっしゃってくださったのである。(笑)
 古賀しげる氏は警察を追いつめたのである。
 
 古賀しげる氏は、この刑事達にも堂々と「ブログ更新は違法ではない」と主張した。そして、丁重にお引き取りいただいた。
 その結果、どうなったか。
 もちろん、何の「お咎め」も無しである。
 
 古賀しげる氏は、すばらしい前例を作った。「古賀しげるにぜひ投票して下さい」と書いても大丈夫なのである。次のことをはっきりさせたのである。 
 
明確に投票呼びかけをして、刑事が三人いらしても、特に気にする必要はない。

 ブログ上で選挙活動をおこなっても、実際上は「摘発」されることはない。「脅し」を受けるだけである。インターネット上の選挙活動現状は安定してしまっているのである。その原理は既に次の文章で書いた。
 
   ● なぜ、世界は変わらないのか
   

 選挙は終わった。
 古賀しげる候補は当選できなかった。古賀しげる候補が当選すれば、当然、議会の様子をブログで公開したであろう。インターネットによる情報公開を重視したであろう。そのような議員が誕生しなかったという点で誠に残念である。
 しかし、現在も、古賀しげる氏は前例を作り続けている。タイトル下に次のような文言を表示している。

「選挙でブログを使う」事は全く合法な事であり、政府・マスコミの誤った宣伝にだまされてはなりません。HPやブログが文書図画に当たるという条文は全く無い、それは選管も警察も承知しています
ネット活用で選挙にかかる費用が節約できると主張する人も出てきていますし、解禁を明文化する動きは政府与党にもあるのです。「選挙改革者」の1人になろうとした古賀しげるに諸野脇先生をはじめ多くの皆さんがご支援をいただいたことに感謝します。これからもがんばりますのでよろしくお願いします!
参照:
★HPの選挙活用合法の法理論(1)
http://www.irev.org/shakai/isenkyo2.htm
http://www.irev.org/shakai/isenkyo1.htm
★インターネット上での選挙活動は禁止されていない
http://www.hige-toda.com/x/c-board/c-board.cgi?cmd=one;no=1775;id=01#1775
★「諸野脇 正の闘う哲学」
http://shonowaki.com/
★2000年以降ずっとHP選挙運動をしてきた議員の実例
http://www.hige-toda.com/_mado05/sigisen/sigisen07/sigisen2007.htm
 
   ◆ 古賀しげる「青空の会」ブログ 選挙期間中も断固更新.選挙後も更新継続!

 そして、政治について意見を述べ続けているのだ。
 ムーミンのようなかわいらしい姿からは想像できない毅然とした姿勢である。
 古賀しげる氏のこの活動に注目するべきである。

                諸野脇@ネット哲学者

2009年07月16日

【本日放送】古賀しげる候補の断固たるブログ活用がテレビニュースに!

 古賀しげる候補は、選挙活動にブログを活用した。
 その断固たる姿勢に「感銘」を受けた刑事が三人もいらしてくださった。
 
   ● 古賀しげる候補のブログ更新に「感銘」を受けた刑事が訪ねて来てくださる
  
 その他にも、感銘を受けた方が現れたようである。
 テレビ局が古賀しげる氏を取材にきたのである。
 
   ● ブログの選挙活用で一大事が
   
   
 ほとんどの候補がインターネットを選挙に活用していない。選管・警察の「指導」に従ってる。
 その中で、古賀しげる候補だけが断固としてインターネットを選挙に活用した。ブログを選挙に活用した。しかも、何の「お咎め」も受けていない。
 これはニュースである。
 
 警察がしているのは、「オレオレ詐欺」のような行為である。次のように名づけよう。
 
   摘発するぞ、摘発するぞ詐欺
  
 警察は「摘発するぞ」とは言う。しかし、インターネットの活用を続けても「摘発」はしない。警察を信じて従った者がバカをみるのである。
 この「摘発するぞ、摘発するぞ詐欺」に、ほとんどの候補者が引っかかっている。しかし、引っかかってはいけない。実際にはインターネットの活用を続けても「摘発」はされないのである。「摘発」された例は一件も無いのである。(注1)
 
 テレビニュースになれば、この詐欺的構造が白日の下にさらされるであろう。
 放送時間は次の通りである。
 
   16日17時ごろ放送 8チャンネル (関西テレビ系列 関東はフジテレビ?)
 
 このニュースが、多くの候補者がインターネットを利用するきっかけになることを期待する。不当な状態での安定を崩す第一歩になることを期待する。(注2)
 
                諸野脇@ネット哲学者
 
 
(注1)

 警察は、次のような明白な行為も「摘発」できなかった。

   ● 【「解禁」宣言?】 「ネット選挙活動規制を突破する」運動にも「お咎め」なし
 
 
 戸田ひさよし氏のホームページに「感銘」を受けた警察の方が電話をかけてきてくださったこともあった。
 
   ● 確信犯的構造


 この時は「〔公職選挙法違反であるというのは〕捜査2課の見解だ」とまで言い切ったのに、その後、何の音沙汰もない。
 やはり、「摘発するぞ、摘発するぞ詐欺」であったのであろう。
 大阪府警は、この言に反感を感じるかもしれない。それなら、今からでも遅くはない。「摘発」すればいいのである。「捜査2課の見解」なのだから。
 

(注2)

 なぜ、不当な状態で安定してしまっているのか。
 次の文章で論じた。
 
   ● なぜ、世界は変わらないのか

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